【坂戸・鶴ヶ島】膝痛の人が絶対にやってはいけない3つの運動|40〜60代の方へ。膝を守りながら動ける身体をつくるために【理学療法士がやさしく解説】

はじめに|膝痛の方には、避けたほうが良い運動があります

日頃から膝の痛みでお悩みの方とお話ししていると、「運動したほうが良いと聞いたので頑張っています」とおっしゃる方が本当に多いです。

ただ、実際には“膝痛の方がやってはいけない運動”を続けてしまい、痛みを強くしてしまうケースがとても多いのです。

特に40〜60代は、

  • 筋力の低下
  • 関節の柔軟性の低下
  • 長年の体の使い方の癖

が重なりやすく、間違った運動は膝に大きな負担をかけてしまいます。

この記事では、20年以上の臨床経験をもつ理学療法士として、膝痛の方が避けたほうが良い運動を、できるだけ分かりやすくお伝えします。

膝痛の人が絶対にやってはいけない運動3つ

① 深いスクワット(膝が90度以上曲がる動き)

なぜ避けたほうが良いのか

膝を深く曲げると、膝のお皿の周りに強い圧力がかかります。

40代以降は、

  • 太ももの筋力が落ちやすい
  • 軟骨の耐久力が低下する
  • 体重の負荷が膝に直接かかりやすい

といった理由から、深いスクワットは痛みを悪化させることがあります。

よくある誤解

「スクワットは膝に良い運動」と言われますが、膝痛の方に“深いスクワット”は向きません。

代わりにおすすめの運動

  • 浅いスクワット(30〜45度)
  • 椅子を使ったスクワット
  • 壁を使ったスクワット

② 膝をねじる動き(ヨガ・ストレッチの一部)

なぜ避けたほうが良いのか

膝は本来、曲げ伸ばしが中心の関節で、ねじりには弱い構造です。

ねじり動作は、

  • 半月板
  • 内側側副靭帯
  • 膝の内側の関節面

に負担をかけ、痛みを悪化させることがあります。

具体的に避けたい動き

  • あぐらで膝を押し下げる
  • 片足を内側に倒すストレッチ
  • ヨガのねじり系ポーズ
  • 膝が内側に入ったままのスクワット

代わりにおすすめの運動

  • 股関節のストレッチ
  • お尻(中殿筋)のストレッチ
  • 足首の柔軟性改善

膝が痛い方の多くは、実は膝ではなく“股関節や足首”が原因になっています。

③ 階段の“下り”を使ったトレーニング

なぜ避けたほうが良いのか

階段の下りは、膝に体重の3〜5倍の負荷がかかると言われています。

特に膝痛がある方は、

  • 太ももの筋力が弱い
  • 衝撃を吸収できない
  • 膝のお皿周りに負担が集中する

ため、下り階段は痛みを強くしやすい動きです。

よくある誤解

「階段は良い運動」と言われますが、膝痛の方は“下り”だけ注意が必要です。

代わりにおすすめの運動

  • 平地でのウォーキング
  • 階段の“上り”だけ使う
  • 段差を使った軽い昇降運動(痛みがない範囲で)

膝痛の方におすすめの“安全で効果的な運動”3つ

① 太ももの前(大腿四頭筋)を鍛える運動

  • 椅子に座って膝を伸ばすだけでOK
  • 膝の負担を減らすために最も大切な筋肉

② お尻(中殿筋)を鍛える運動

  • 膝のねじれを防ぐ
  • 歩行が安定し、膝の負担が減る

③ ふくらはぎのストレッチ

  • 膝の動きがスムーズになる
  • 歩くときの負担が軽くなる

膝痛がなかなか良くならない方の共通点

  • 痛みがあるのに無理して運動している
  • YouTubeの運動を自己流でやっている
  • 股関節や足首の硬さを放置している
  • 姿勢の崩れをそのままにしている

膝痛は「膝だけの問題」ではありません。体全体の使い方を整えることが大切です。

まとめ|膝痛は“正しい運動選び”で改善スピードが変わります

膝痛の方が避けたほうが良い運動は、

  1. 深いスクワット
  2. 膝をねじる動き
  3. 階段の下り

の3つです。

そして、正しい筋肉を鍛え、無理のない範囲で続けることが改善への近道になります。

膝痛は、原因によって対処法が大きく変わります。

  • あなたの膝痛の原因
  • 避けたほうが良い運動
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